Before PARADE there was a Panopticon

2010年5月15日土曜日

WS タイムテーブル


7日間に及ぶワークショップのスケジュールです。

今回は、作品制作のためのリサーチ活動として伝統的なものからアングラなものまで、ロンドンにある代表的な劇場5つを訪問、5つの演目を観劇します。更に西洋劇場についてのレクチャーを実際に劇場設計の現場のプロフェッショナルが特別講義。

最終的なムサビ+チェルシー共同制作の成果発表は、チェルシー美術大学主催のアートイベント「パレード」にてプレゼンテーションします。


17日(月)
10:00
 イントロダクション
・国際交流ワークショップ2010について
・《特別講義》「西洋劇場の歴史について」 講師 レベッカ ビンセント(シアターデザイナー)
・武蔵野美術大学建築学科の活動紹介 (源愛日児)
・日本の劇場についてのプレゼンテーション (村上慧)

14:00
・課題内容の詳細説明とグループ分け
・グループワーク

【リサーチ1】サウスバンクエリア訪問&グローブ座観劇
17:00 ロイヤルフェスティバルホール訪問+テムズ川沿い〜グローブ座までを散策
19:30 観劇 グローブ座 「ヘンリー8世」


18日(火)

12:15 - 13:30 【リサーチ 2】バックステージツアー ナショナルシアター 

午後 グループワーク


19日(水)
午前/午後 グループワーク

19:30 【リサーチ 3】観劇 サドラーズウェル 「バベル」
     (舞台美術担当アンソニーゴームリー)

20日(木)
午前/午後グループワーク

17:00【リサーチ 4】バックステージツアー バタシーアーツセンター

19:00 観劇「スクラッチ」

21日(金)
午前/午後 グループ制作

17:00 「パレード」 キックオフイベント

22日(土)
終日「パレード」

最終成果発表*時間等の詳細は後日


23日(日)
終日「パレード」

ムサビフィールドトリップ




TIMETABLE

Mon 17 May
10:00
Introduction
・ Aims and Expectations + Schedule
・ Lecture: Rebecca Vincent
・ Introduction of MUSABI by prof.Minamoto
・ Presentation on Japanese theatre by Musabi participants

14:00
・ Introduction to the brief
・ Work group forming & first discussions

Research activity 1: Southbank & Shakespeare
・ 17:00 Meet at Embankment Tube station
Visit Royal Festival Hall + walk on the South Bank
・ 19:30 'Henry VIII' @ Shakespeare's Globe
Tue 18
・ 11:00 Meet at National Theatre Foyer

・ 12:15 - 13:30 National Theatre Backstage tour

PM  Group design development with tutorials in the studio

Wed 19
AM + PM Group design development with tutorials in the studio

Evening
Research activity 3
・ 19:30 Babel (words)

Thurs 20
AM + PM Design with tutorials + start construction and making

Evening
Research activity 4
Battersea Arts Centre
・ 17:00 Backstage tour + talk on the new development
・ 19:00 Scratch Festival (3 short performances work on progress)

Fri 21
AM + PM Construction, making and setting up for 'Market of Ideas'

Evening
Parade Kick-off Event

Sat 22
Parade Event 'Barcamp'
Final Crit: group presentations and feedbacks

Sun 23
Parade Event 'Market of Ideas'
Field Trip Day for Musabi participants

2010年5月14日金曜日

[PARADE] building structure!





[PARADE]の準備が佳境に入っています。スケジュール通り行けば、明日グラウンドに約4000個リサイクルクレート(プラスチックのボトルケース)が到着しチェルシーの学生による実際のコンストラクションがスタートします!そのストラクチャーのデザインについては、以前書きましたが、パブリックをキーワードにしたアイデアが盛り込まれます。

一つのフェーズは上の画像にあるようなクレートの配置計画[DESIGN STAGE]。
主な2つのイベント[Barcamp](=参加自由のシンポジウム)[Market of Ideas](=市場の再現)に合わせてどうクレートを配置するかについてを多くの参加者からのシミュレーションによって決定するプロセスです。このフェーズでストラクチャーのコア部分が決まります。
*画像の白い部分が人が集まるエリア、黒い部分が集合エリアを分節するソリッド、グレーは中間領域となります






もう一つは、実際のイベント時の利用によってクレートの空間を作り替える
[ASSEMBLY STAGE]。参加者の空間利用に合わせて一部を再構成します。

どちらのプロセスも、実験的なパブリック空間の生成をテーマにしています。
マーケットやシンポジウムでの空間利用、そして空間参加型の空間構成決定プロセス、レイバーワークによる空間の組み立て。これらの集合は、何か有効な空間を発生させるでしょうか?また集合的な知性(パブリック)を発生させるツールとなるのでしょうか?

実際のコンストラクションの模様を明日レポートします!


It's going to be ready to construct real structure on 15th/May. Some 4000 recycled bottle-cases is supposed to upload on the Parade ground!

Following their construction and design process, there are mainly two type. One is [DESIGN STAGE] which is the interface meant to engage all Parade members in the design of the fixed parts of the Parade structure.
the other is [ASSEMBLY STAGE] which is rearrangement of movable components after initial assembly. At this stage, everyone will be encouraged to change the configuration according to their real timeneeds.

Satoshi




2010年5月9日日曜日

Royal National Theater (英国国立劇場)


もうひとつ、今回訪問する劇場を紹介しておきます。
ナショナルシアター(Royal National Theater)です。
テートモダンやロンドンアイと並んでテムズ川沿いに
建つ国立劇場で、大小4つの劇場がひとつの建物の
中に入っています。写真からも見て取れるように
とても幾何学的なデザインが特徴です。
要塞のような外観からは想像がつかないほど、内部
は迷路ように入り組んでいて劇場だけでなくカフェ
やバー等もあるんです。

ごつい見た目でも、テムズ川を散歩がてらに中のカフェ
に立ち寄れるような気軽な面白い建物なんです。


The Royal National Theater(RNT) where we do backstage tour is located along the Thames.
It's a complex that contains four theaters with bars and cafes. Though looks like a military base,
it works as such a nice urban facility like we go for drink casually.


Satoshi






いかつい劇場を紹介したので変わった劇場をひとつ。

イングランドの西の果て「ランズエンド」近くの崖に
建つ野外劇場「ミナックシアター」です。ロンドンからは数百キロ離れて
おり、今回は訪問できませんがそのストーリーには驚嘆です。
ロウィーナケイド(Rowena Cade)という女性がたったひとりで40数年かけて作ったなんて
ストーリーはびっくりです。例年夏には実際に公演も行われるそうです。


《Rowena Cade》




《The Minack theater》

2010年5月8日土曜日

Shakespeare's GLOBE THEATER

写真は、今回のWSで第一目に訪問するシェイクスピアグローブ座です。なんだか懐古趣味的な感じもしますが、実は今は石やガラスの重厚なビルが建ち並ぶロンドンの街も、その昔はこのように木と漆喰の建物によるチューダー様式と呼ばれる時代があったんですね。テムズ川を挟んだ向こう岸にロンドン大火災(1666)のモニュメントがあるんですが、その時にこのような木造建築の多くが焼失したそうです。逆に言えば、近代都市ロンドンがそのときから始まったというわけです。

もちろんグローブ座は17世紀から残っている訳ではなく、シェイクスピアを讃える目的で1997年に完成しました。現在財団によって運営され、シェイクスピア劇を連日公演しており世界中のから観客が集まってきます。
今回、WSで観劇するのは「ヘンリー8世」。エリザベス女王の父親であった王のお話です。
もちろん全編英語なので、参加学生にみなさんはストーリーを予習しておくのもいいかもしれません。ちなみに当時を再現する意味で観劇は立ち見なんです。




閑話休題

話が逸れますが、AAスクールでシンポジムがあったので覗いてきました。ひどい写真で申し訳ないんですが、2人の建築家ザハハディドとレベウスウッズが映っています。建築家といっても二人ともアンビルト、つまり建築を建てないいわば「夢想建築家」。ザハは言うまでもないですが、ウッズは「戦争」「兵器」を連想させるオブジェのドローイングで広く知られています。ウッズはニューヨークからの中継で登場。シンポジウムのタイトルにはレンダリングとあるんですが、2人とも初期のドローイングを見せながらなぜ実際の建物よりドローイングに執着してきたのかを語り、70,80年代に活動を始めた前衛建築家のベースを垣間みました。その当時のロンドン、特にAAスクール周辺は彼らのような前衛の溜まり場だったことを考えると、コンピュータドローイングが溢れる今との時間の隔たりを感じます。



              

さてさて、今回のWSではグローブ座の他にバタシーアーツセンター(Battersea Arts Center)という、19世紀にできたバタシー地区のタウンホールを劇場に改修した、アングラ演劇専門のシアターです。ここでは、まだ発展途中の演劇「スクラッチ」をいくつか観劇する予定です。まだ手直しを加えていくために、実際にお客さんを入れる試みだそうですが、実験的だと思いませんか?演劇大国ならではでしょうか。ちなみに長谷川さんによると、イギリス関係の書籍でもおなじみにカズコホーキさんもここの所属だそうです。

私たちが実際に観劇する演目は未定ですが「Fish Opara」「Doris Day Can F**k Off」なんてキワドい名前が演目リストにでてます(笑)

そしてこのBACは建築の改修も予定されているので、その説明もしてもらえそうです。楽しみですね。ここに限らずロンドンの劇場はどこもびっくりするほどかっこいいですよ。

乞うご期待!



This is the Shakespear's Globe Theater as shown on the picture. It's the Tudor style Architecture which was built in 16 century. However the Tudor London was burn down at the Great Fire of London (1666) and beginning of the Victorian London as it is visible now.


Next venue we supposed to go is the Bettersea Arts Center. It's famous as very underground and experimental venue here. We are seeing a couple of "Scrutch"performance which is a play in progress, and needs to be developed responsively between us.

Satoshi




《Battersea Arts Center》

2010年5月7日金曜日

WS事前リサーチ「日本の劇場・舞台」


今回WSリサーチ・アシスタントの太田遼です。

渡英直前ではありますが、事前リサーチの情報を随時更新していきます。
(今日を境に滝のようにリサーチ状況を流していきますよ!!!)

ロンドンではグローブ座等の伝統的な劇場や、チョビッとアングラなコンテンポラリーシアターなどもリサーチ予定。

それに向けて僕らむさびーズは、日本の舞台芸術を歴史の軸にそって調べています。もちろん西洋の舞台芸術と比較していきながら。

わかりやすい話としては、日本の芸能の一つ「歌舞伎」と「オペラ」の比較。

オペラの有名な劇作家「シェイクスピア」。対して日本のシェイクスピアたる「近松門左衛門」。ちょっと見ただけでも比較すべき項目がたくさんあります。

詳しい話はまた別にアップしますが、こんな舞台芸術のなかで、日本のみならず世界最古と言われている芸能がわが国にはあるのです。それが「能」!!

僕らはまず初めに、この「能」を実際に観劇するところから始めました。

僕自身始めてみる「能」の世界は非常に深くて、難しくて、面白くて、余白だらけで・・・・・。

これに関しての細かい話もまた別でアップします。とにかく今回のテーマはとても深くて、そして難しい!! されどやりがいの大いにあるテーマであります。


Hi, It's Haruka. I am writing as a assitant about our research for Japanese theater design.
Towards our reserach visit some major theaters in london, now we are making historical timeline of theater in comparison to western. Opera and Kabuki is good example to compare.

Then, we have the oldest form of performing art called Noh. So we have started this researach from seeing Noh play. We have a lots of things to say, but it is coming a little by little. . . because it's complicated , and deep. . .

anyway we gonna write soon again.


Haruka


2010/05/07

ロンドンは晴れています!

5月に入り、WSまであと10日余りとなりました。

今日のロンドンは写真の通り良い天気で、気温も
15,6度でとても過ごしやすいです。

雨が降ったり、風邪の強い日もありましたが、
WSまでこのまま晴れの日が続くといいですね. . . .


It's a fine day in london, as you can see sky on the
picture below. Though the joint workshop is coming
in 10 days, I hope it will be fine. . .

Satoshi

2010年5月6日木曜日

[PARADE] update!


WS最終日の22,23日に予定されているイベント[PARADE ;...]についてはその名前の由来や歴史を今まで少しづつ説明しました。今回はコンテンツについて. . . .[PARADE ; public modes of assembly and forms of address]ではチェルシー美大のパレードグラウンドを舞台に、ムサビとチェルシー美大だけでなくアーティストや建築家、都市計画家、人類学者、経済学者、環境活動家など20を超えるグループの参加が予定されています。これらの参加者が2日間に渡る一連のイベントの中で展示をしたり、シンポジウムを開いたりとまさにテンポラリーなパブリックな場を作り出すのです。

[PARADE ;...]のコンテンツは主に2つに分けられます。一つは[PARADE ; Market of ideas]。20を超える参加グループが数千個のリサイクルクレートでできた構造体中にいくつものストール(小さなお店)を分け与えられ、そのストール内に各々のアイデアを駆使した空間を作り出します。もう一つは[PARADE Barcamp]。これはイベント関係者でなくとも自由に参加できるオープンエンドなコンファレンス。朝10時から夕方まで丸一日中開催され、Barcamp出席者はパブリックの歴史や未来のパブリック等の共通となるテーマをもとに10min程度のプレゼンテーションを行います。


チェルシー美大では、以下の写真のようにパレードグラウンドを覆うストラクチャーのデザインが進んでいます。このようなデザインを終え、WSの初日にはすでに一部のストラクチャーが組まれている予定です。


I've been writing about the event [PARADE] so far such as historic background of the venue, so I am writing here about its contents. Actually there are over 20 groups is suppose to participate in. They have such a diversity like architect, urbanist and scholars, artist. . .
During two days whole event, we're going to create modes of public featured by stalls and conferences.

[PARADE] is characterized by mainly two events. One is [Market of ideas] which is shown by many of stalls designed respectively inside the whole architectonic structure covered Parade Ground. And the other is [Barcamp]. This is continuing conference thorough the day having key theme like "Future Public ", "Being Public". Participants are presenting their idea in 10minutes in turn.

Finally, picture below is on going design process by Chelsea Colllege.
they are going to finish this soon, then start to make it for real.

Satoshi


《形態スタディー》*スタイロでなく角砂糖です



《クレートの形態シュミレーション》