今回のWS「Theatrical Public 」では制作の合間に
Research Activityとしてツアーや観劇が組まれています。
初日は3時間に及ぶシェイクスピアを観劇し、二日目は
1960年代に建てられた近代建築ナショナルシアターを
見てきました。
そして今夜はコンテンポラリーダンス「バベル」の観劇。
写真は、その中のワンシーンです。アンソニーゴームリー
のデザインしたいくつもの巨大なキューブのフレームを、
十数人のそれぞれ国籍を異にするダンサーが、押したり、
引いたり、上ったりしながら構成を変形させ、空間全体を
作り替える。
冒頭、ダンサーがハンドジェスチャーの起源とことばの
もたらした混乱を語り、その後ダンサーたちは、異にする
文化の違いを原因に闘い、傷つき、謝罪を繰り返しながら
キューブを重ねて塔(バベル)へ作り上げていました。
そして何より印象的だったのは、観客総立ちの拍手喝采で
ステージが幕を閉じたこと。
ダンスも多国籍ならここロンドンでは観客だって何十カ国
から来てます。
今夜の観劇、明日からの制作どんな影響を与えるでしょうか。
楽しみです!
Satoshi
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