Before PARADE there was a Panopticon

2010年5月20日木曜日

Research Activity 03 Babel (words)



今回のWS「Theatrical Public 」では制作の合間に
Research Activityとしてツアーや観劇が組まれています。
初日は3時間に及ぶシェイクスピアを観劇し、二日目は
1960年代に建てられた近代建築ナショナルシアターを
見てきました。

そして今夜はコンテンポラリーダンス「バベル」の観劇。
写真は、その中のワンシーンです。アンソニーゴームリー
のデザインしたいくつもの巨大なキューブのフレームを、
十数人のそれぞれ国籍を異にするダンサーが、押したり、
引いたり、上ったりしながら構成を変形させ、空間全体を
作り替える。

冒頭、ダンサーがハンドジェスチャーの起源とことばの
もたらした混乱を語り、その後ダンサーたちは、異にする
文化の違いを原因に闘い、傷つき、謝罪を繰り返しながら
キューブを重ねて塔(バベル)へ作り上げていました。

そして何より印象的だったのは、観客総立ちの拍手喝采で
ステージが幕を閉じたこと。
ダンスも多国籍ならここロンドンでは観客だって何十カ国
から来てます。

今夜の観劇、明日からの制作どんな影響を与えるでしょうか。
楽しみです!

Satoshi

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