Before PARADE there was a Panopticon

2010年5月29日土曜日

This is PARADE!


《上 PARADE 全体写真》 《下 Barcamp》

ロンドンWS、無事に終わりました。今回は、今までの恊働プログラムに加えて、「パレード」というイベントのひとつに位置ずけられ、チェルシー美大の関係者の多大な協力で実施できました。長谷川さん、KEN、チェルシー美大の学生さん、みなさん本当にありがとうございました。

イギリスでは、バックステージツアーひとつ予約するのでも日本のように簡単にはいきません。浴びるようにシアターを巡り、実際に劇を見れるなんて、両校の参加学生は本当にラッキーだった思いますよ。特に、BACのマニアックな建物とアングラ劇には大興奮でした。

加えて、チェルシーもアジアの留学生がたくさんいますが、みんな本当に英語がうまい!と思いました。もちろん、在英期間が長ければ当たり前だけど、ジャパニーズももっと頑張らないと!

パレードの最終日、チェルシー美大ではMarket of Ideasという20数団体によるイベントが行われました。そのにぎやかな様子の写真がこちらにアップされています。4000個のクレートによるストラクチャーの写真もでてます。(こんな卒制もありだよな)


引き続き、冊子の制作です。チェルシーの学生にも早く渡せるように急がないとです。


本当におつかれさまでした!

2010年5月24日月曜日

WS DAY06 PARADE!!! and PARTY.DAY07 STONEHENGE,WHITE HORSE,BATH and CASTLE COMBE

村上&山中&井口&太田です。
昨日は疲れていて更新しそびれました。すいません。


さて、昨日はいよいよPARADE本番の日でした。各グループそれぞれ頑張って発表をしていました。


こちらはグループ1(村上班)です。ロボットのような動きでパフォーマンスをしていました。

グループ2(井口班)です。牛乳ビンがさかさまに取り付けられていて、なかに手紙が入れられるようになっています。

グループ3(山中班)です。班員がそれぞれぶら下がった本(表紙にミラーがついているもの)を読むパフォーマンスをしました。

グループ4(太田班)です。「パブリック」と「ファブリック」をかけて、布を使ってパフォーマンスをしていました。

グループ5(高村班)です。クレートに滑車とひもを取り付けて、片方が上がると片方が下がるような、インタラクティブな装置を作ってパフォーマンスを行いました。

各班のパフォーマンスについては後ほど詳しく紹介します!
この後チェルシーの学生から打ち上げに招待され、COVENT GARDENにあるスペイン料理屋にみんなで行きました。


おつかれさまでしたー!パチパチ


そして今日はバスツアーでイギリスの南西部を巡る旅に皆で行きました。バスの運転手が腹の調子が悪いようでしょっちゅうバスを止めてはトイレに駆け込むというハプニングも・・・
まずはイギリスの世界遺産の代名詞でもあるストーンヘンジに。
この状態、よく絵はがきやカレンダーでもおなじみだと思いますが、結構なガッカリスポットです。普通に隣りに道が走っていて、さらに観光地化されてしまっていて、極めつけは以外と小さい・・・5m〜10mの高さを想像していたけれど、実際は3〜4m。なんかある意味サプライズでした。

次に行ったのはBATHという地方。ここは風呂のBathの由来になった土地でもあり、ローマンバスという公共浴場を見学しました。

ここは街並も面白く、石造りの教会などもあり観光地としても楽しめます。
僕はここであまりに暑かったので帽子を買いましたが、reduceしてくれませんでした。頑張ったんだけどね(井口)

そして最後に・・・
とその前に忘れてましたが馬の地上絵をみました。

謎です。なぜ馬??なぜイラストチック??
でも地上絵と言うものは謎であることに限るのかもしれないですね。

そしてやっと最後の場所Castle Combeに。


緑溢れる道を抜けると...


現れたのは小さな家と自然の絶妙なハーモニー。
『最も古い町並みが残されているコンテスト』で何回も表彰を受けているかわいい村でした。
ふわふわ穏やかな気持ちになります。


中世の町並みそのままに。。。
真っ青な空に灼熱の太陽。この中で飲むビールの美味しいことったら!!


村の中には教会が。その前庭には墓地がありました。

とても良い風景で清々しい気持ちになったのですが、こんな時に限って墓の中からあいつらが君を襲いに!!(Night of the living dead より)!!
でも蘇る死者としてのゾンビは元々、アメリカの田舎のヴードゥー教が始まりで、イギリスゾンビは猿からの感染型なので墓はあまり関係ないので・・・。

話がそれすぎました。。。

この教会の中は屋外の暑さを忘れてしまうくらい涼しくて快適でした。



そしてロンドンに戻り、夜はBrick laneにてバングラデッシュ料理屋に皆で行きました。
勿論、今年も出ました「一口のサウナ」。激辛カリーからマイルドなモノまで、すっかり堪能しました。
明日はいよいよ解散の日。タイトなスケジュールで大変でしたが、皆さんお疲れさまでした。
そして。
土屋先生、西尾さんを含め、仕切ってくださった全ての方々に・・・

Thank you so much.

(太田)

2010年5月22日土曜日

WS DAY05 GROUP WORK AND KICK-OFF!!!!!!

村上&井口&太田です。

観劇とバックステージツアーも昨日までで全て終了しました。残るはイベント本番のみです。

今日はどのグループも完成に向けてひたすら作業をしていました。


途中のミーティングの様子です。クレートで作られたメインストラクチャーに自然に座っています。




5時からは明日のパレードの前夜祭が行われました。もうみんな打ち解けていて楽しそうですね


各グループそれぞれちがった方向性のものができていて、とても面白そうでした。ネタバレになるのでここにはあまり書きません。




先生方も、僕たちが作ったものに対して凄く興味をもっていただき、とても楽しんでおられるようでした。



さて、今日でワークショップの製作期間が終わりました。明日からはいよいよ「PALADE」本番です。しかし、どのグループもまだ仕事が若干残っています。みんな明日は早起きして完成まで持っていく予定です。頑張っていきましょう!go-go!!!!



2010年5月21日金曜日

WS DAY04 PLAYGROUND AND BATTERSEA ART CENTRE


ワークショップ4日目です。

どのグループも、もうだいぶ方向性がかたまってきた模様です。

さて、みんな気が緩んできた所だとおもいますが気を引き締めていかなければならないですよね。

っとおもっていたらさっそく気が緩んでいる現場を目撃してしまいました。ちょっと劇の合間に外に出て戻ってきたらなんとムサビの3名がソファーで爆睡してました。

鞄も盗もうと思えば簡単に盗める状況だったので、寝ている人の鞄からデジカメを抜き取りそれで写真をとらせて頂きました。みんな盗まれたことも気がつかずファインダーに収まってくれました。

これが「盗」撮で本当によかったですね。皆さん本当に気を引き締めてください。

今日の観劇はいくつかのグループに分かれての鑑賞となりましたが、最初の劇はかなりブラックなユーモア性が高く、次のTreeというのでは最終的に観客全員ロープで結ばれて最後には劇場の外まで連れ出されて気に巻き付けられるという斬新なパフォーマンスでした。

最近夜おそく帰って作業も多いので明日からはもっと気を引き締めましょう。

それでは

Yusuke Igucci



2010年5月20日木曜日

Research Activity 03 Babel (words)



今回のWS「Theatrical Public 」では制作の合間に
Research Activityとしてツアーや観劇が組まれています。
初日は3時間に及ぶシェイクスピアを観劇し、二日目は
1960年代に建てられた近代建築ナショナルシアターを
見てきました。

そして今夜はコンテンポラリーダンス「バベル」の観劇。
写真は、その中のワンシーンです。アンソニーゴームリー
のデザインしたいくつもの巨大なキューブのフレームを、
十数人のそれぞれ国籍を異にするダンサーが、押したり、
引いたり、上ったりしながら構成を変形させ、空間全体を
作り替える。

冒頭、ダンサーがハンドジェスチャーの起源とことばの
もたらした混乱を語り、その後ダンサーたちは、異にする
文化の違いを原因に闘い、傷つき、謝罪を繰り返しながら
キューブを重ねて塔(バベル)へ作り上げていました。

そして何より印象的だったのは、観客総立ちの拍手喝采で
ステージが幕を閉じたこと。
ダンスも多国籍ならここロンドンでは観客だって何十カ国
から来てます。

今夜の観劇、明日からの制作どんな影響を与えるでしょうか。
楽しみです!

Satoshi

WS DAY03 PLAYGROUND AND SADLER'S WELLS

太田&村上です。ワークショップ三日目の今日は、ムサビ&チェルシー共に朝10時にチェルシーキャンパス内のスタジオに集合しました。

みんな集合したところで、それぞれのグループが考えているプランをアップデートします。

グループ1は参加者の影を使ったプラン。グループ2はいくつかアイデアが出ている様子です。グループ3は本を使い、グループ4はパブリックとファブリックの関係について考えていました。



土屋先生もノリノリです



その後は各グループに分かれてKenやTakakoのチュートリアルを交えながら、ひたすらディスカッション&実験です。

こちらグループ3(山中班)のチュートリアルの様子

グループ1(村上班)が実験中です

グループ4(太田班)はキャンパス内の工房に出かけていました


プレイグラウンドでは、着々とメインストラクチャーの建設が進んでいます。


6時くらいまでグループで話し合いをして、一行はエンジェル駅近くのサドラーズウェルという劇場に
「Babel (words)」
というダンス(監督bysidi larbi cherkaoui 舞台装飾byAntony Gormly)を観に行きました。
残念ながら写真はありません。

今日で折り返し地点を過ぎ、どのグループも方向性がまとまってきたようです。あとは完成まで突っ走るのみ!go-go!!!

太田&村上



2010年5月19日水曜日

WS DAY02 National Theater



WS二日目は11時にテムズ川沿いのナショナル
シアターに集合。ます、それぞれのグループ
が前日までに話し合った内容をみんなに発表
しました。

まずは、ストラクチャーを担当するグループ
から。





続いて順にムサビ男子がリードする4つのグループ
が発表。昨日は数時間しか話し合いをして
いないのに進みが早い印象です。



続いてナショナルシアター内部のバックステージ
ツアー。写真禁止だったので載せられませんが
大小3つのシアター、舞台袖、舞台背景の制作工房
など90分かけて劇場中を歩いてまわりました。

上の写真はナショナルシアターです。少し上に延びている
2つの塔は、何かと思ってましたが、実は舞台がこの中に入
っていて劇中のシーンに合ったものへ電動で上下して移動する
んです。ブルータルなコンクリの建物も、内部はとても精密機械
のようでした。



その後、チェルシーに戻ってチュートリアル。
今の段階で、映像を使ったり仮設的なインスタ
レーションを考えているグループ、またはパフ
ォーマンスを予定しているグループなどみんな
それぞれにとても面白い案が出てきています。